はじめに

もしも、空想上の人物や動物が目の前に現れるとしたら…そんな風に、頭の中で想像して遊んだり、妄想に耽った事のない人はいないでしょう。多くは自分が理想としていたり、自分にとって都合の良い存在となります。人間ですもの、誰にでも少しくらい現実逃避したい気持ちになる時はあります。学校や会社からの帰り道、電車やバスの中で吊革につかまりながら、あるいには、窓にもたれかかるよう座席に座り、流れ行く車窓の景色を漫然と眺めながらそんな想いに浸ります。そうやって、ひと時の空想を頭の中で去来されているうち、お気に入りの漫画やアニメなどのキャラクター等を参考に、空気友達や虹嫁を作るまでに至る人が意外と多くいます。実際、ネット上で特定の女性二次元キャラクターを俺の嫁と宣言する人も後を絶ちません。

恥ずかしい事だとは思いますが別に悪い事ではありません。しかし、それは本当にただの妄想であり、こんな事やあんな事ができたらいいなと言った感じに、ただ理想を思い描いて、頭の中で遊んでいるだけに過ぎません。しかし、少年漫画雑誌でおなじみの「ジョジョの奇妙な冒険」に見るスタンドのような存在を作り出したり、呼び寄せる方法はあります。人工精霊やチベット密教の秘奥義として伝えられるタルパでスタンドを作る事ができます。また、古代中国の自然哲学として知られる風水を応用する事で、すでに完成されたスタンドを呼び寄せる事も可能です。非常識で馬鹿げたものに思えて来るかもしれませんが、スタンドとは自然な会話もできますし、練度を増せば意識の外側へ誘導させて、目で直接見えるように可視化する事もできるようになります。

子供の頃、頭の中に不思議な人物や動物が住み着いていたと言う人は意外と多くいると思います。これは、空想上の友達、いわゆる「イマジナリーフレンド」と呼ばれるもので、幼児期において、比較的に多く見られる一般的な心理現象です。イマフレとは自然な会話をする事ができ、人によっては頭の中から飛び出し、さも目の前に実在しているかのように感じていたり見えていた人もいると聞きます。しかし、どういう訳か小学校に上がる年齢あたりから忘れるように消え去ります。あれは一体なんだったんだろうか…そんな感じに、イマフレ体験者の多くは、幼き頃の不思議な体験と疑問を心の奥底にしまい込み、何事もなかったかのよう普通の大人へと成長して行きます。このような自然な心理現象も踏まえれば、スタンドが特別に異質で異常なものとも思えません。

Александр Wаташиновский
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